スポンサードリンク

皆様こんにちは 薬剤師こうです。 これからの時期、インフルエンザが毎年流行してきますが、インフルエンザの時にでも必ずと言っていいくらい聞かれる「飲酒」 薬との併用でも多い質問ですが、体調が悪いときでも毎日飲んでいる人にとっては死活問題みたいです・・・。 そこで、今回はインフルエンザの時の飲酒について色々書いてみたいと思います。
スポンサードリンク
インフルエンザの時、アルコールを飲んでもいいの?
体調悪いときくらい、お酒止めなさいと思うでしょうが、毎日飲んでいる方にとってはこれも苦痛な様でして、毎年1回は聞かれます。 早々に結論になるのですが、 インフルエンザの時にお酒は飲まないようにして下さい。物凄く相性が悪いのでやめて下さい。 とお答えしています。 理由なのですが、 インフルエンザに限らず、発熱などある状態だと、身体が頑張って熱を放散しようと汗となり外に出そうと頑張ってくれます。 その為に、よくインフルエンザの時や風邪の時は水分を多めに摂って下さい。などとドクターや薬剤師などから説明されると思います。 しかし、お酒を飲むと、お酒には「利尿作用」という作用があります。 簡単に言うと、おしっこを出しやすくするんです。 お酒を飲むとトイレが近くなると思うのですが、これはこの「利尿作用」によるものです。 つまり、ただでさえ身体が頑張っている時に、お酒で水分を余計に外に放出してしまうと脱水症状のリスクを上げてしまいます。 本来それでも食事を摂れれば、多少なりとも水分を補給できますので、お酒を飲んでもあまり差し支えはないのですが、インフルエンザや風邪の時は食事も摂りたくない状況も続くと思います。 食事を摂れない、お酒を飲む→水分がどんどん出ていく→脱水症状を誘発する。 この様な状況が起こります。 脱水症状は結構怖い事です。 簡単に書きますが、血圧低下して、血が足りなくなるので、脳や臓器などの動きも悪くなります。 それに伴い、吐き気、頭痛、食欲減退、こむら返りなど様々な症状を引き起こします。 ひどいと入院レベルもありえますので、気をつけて頂きたいです。 上記の事からインフルエンザの時にお酒を飲むことを止めておくようにお願いしています。
最後に
今回はインフルエンザの時のお酒の服用について書いてみました。 上記で書いたように、やっぱり人間が生きていくために水分が必要です。 発熱時は水分を奪われやすいので、余計に水分を無くすような真似は止めて安静にしておくのが一番いいです。 水分を奪われるので、汗として塩分なども出ていってしまうので塩分を補給できるような飲み物が適しています。 参考までに以前記事にした経口補水液の作り方を貼っておきますので参考にしてみて下さい。 OS-1のメーカーから教えて頂いた経口補水液の作り方と注意点 お問い合わせはこちらから受付させて頂いております。 すべてに返信は保証できませんが、なるべく返信させて頂きます。(意外にお問い合わせ多いんです・・・) 尚、頂いた質問内容は記事として使用させて頂く場合がございます。予めご了承下さい。(もちろん匿名にさせて頂きます。)
スポンサードリンク