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皆様こんにちは

薬剤師こうです。


今回は解熱鎮痛剤としてどのような年代でもよく使用されるカロナールについて書いてみようと思います。

カロナールはアセトアミノフェン製剤として販売されており、座薬だとアンヒバ、アルピニー、粉や錠剤だとコカールなど色々販売されています。

幅広く使用されるため、副作用なども気になる所だと思いますので、色々書いてみたいと思います。
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カロナールの副作用は何?

カロナールは解熱鎮痛剤の中でもかなり幅広い年代によく使われます。

アセトアミノフェン製剤は先程も書きましたがアンヒバ、アルピニー、コカール、カロナールなどありますが、どれも同じような副作用があります。


その中でもアセトアミノフェン製剤は副作用が少ないと言われていてかなり使用頻度が高いです。


ですが、全く副作用のない薬はありません。

それは、このカロナールでも同じです。


どのような副作用があるのかを書いてみたいと思います。

平成15年~平成27年までの12年間で報告のあった副作用のデータがあるのですが、一番多い副作用は・・・

肝障害です(166件の報告があります。)

次いで

発疹(104件)

皮膚粘膜眼症候群(100件)

中毒性表皮壊死融解症(55件)

薬疹(52件)

多形紅斑(42件)

蕁麻疹(33件) 

発熱(25件)などが続きます。


他には

間質性肺疾患、便秘下痢頭痛嘔吐、悪心、腹痛、腹部不快感、出血性胃潰瘍、胃腸出血、胃腸障害、口内炎、呼吸困難、呼吸不全、しゃっくり、喘鳴、肺障害、感覚鈍麻、傾眠(眠気)、意識レベルの低下、異常行動、不眠症、精神症状、幻覚、アナフィラキシーショック、食欲減退、劇症肝炎、黄疸、肝炎、肝不全、湿疹痒み、全身紅斑、脱毛症、水疱、鼻出血、腎障害、横紋筋融解症、蛋白尿、頻尿、血尿、浮腫(むくみ)、肺炎、急性心不全など


色々書いてみましたが、結構副作用が報告されています。



ただ、これらの副作用はかなり可能性の低いものばかりになりますので、一応こういう症状が出ることがあるよという事を知っておいて下さい。

※一番多い副作用の肝障害ですが、カロナールの処方数は12年で考えるととんでもない数字になると思います。(想像つきませんが、処方枚数でいえば12年間で数億枚以上かも知れません。)

その中での166件ですので、絶対数でみればそこまで多くは無い様に見えます。しかし、絶対出ない訳ではないので頭の片隅にでも知っておいて下さい。


そして、タイトルにも書いたのですが、発疹や眠気、むくみは出ることがあります。

発疹も一部の発疹も全身の発疹も両方あり、紅斑(赤くなる)なども報告されています。


カロナールは安全と思って使用されている方も多いと思いますが、実際にはこれだけの副作用報告があがっているのです。


じゃあ何故、安全と思われているのか?というと・・・

少量投与に関して言えば、かなり副作用も出にくい為です。


カロナールは1日4000mgまで投与可能な薬剤です。(大人の場合)

乳児や幼児(赤ちゃん)だと、60mg/kg/日を超えないこととされています。(大体10mg/kg程度の使用が多い)


高用量になればなるほど副作用も出やすくなってくるのですが、小児用量だと安全性は高いと言われています。

子供にも用法用量を守って頂ければ安全性は高いと思います。


ただ、カロナールは知らず知らず高用量になっている場合もあるので、気をつけて服用をするようにしてください。

例えば、市販の風邪薬でもアセトアミノフェンが入っている薬剤はいっぱいあります。それに付け加えで病院でもらったカロナールなど投与してしまうと過量になってしまう場合があります。


その為、市販の風邪薬でも思わぬ事が起こりえますので、医師や薬剤師に市販の薬の事も聞く事をオススメします。

カロナールとの飲み合わせなどもお答え頂けると思いますので。

最後に

今回はカロナールの副作用について色々書いてみました。

実はあまり知られていないだけで、これだけ多くの副作用が報告されています。


それでも使われる理由としては、やっぱり用法用量を守った時の安全性が高いからです。

その為、ドクターも使いやすい解熱剤の位置づけだと思います。


ただそれは、用法用量をしっかり守って頂いた場合です。

なので、適当に飲むことはオススメしません。

ただ、身体のしんどい状況がかなり続くようであれば、多少の投与で様子を見る事をオススメします。


あと、頭痛時などにも使用される場合もありますが、副作用で頭痛が出ることがあります。

もし、服用しても全然改善が見られない様でしたら、またドクターに相談してみてください。

参考にしてみてください。


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