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皆様こんにちは

薬剤師こうです。


今回は気になることの多い軟膏やクリーム、ローション剤などの違いや使い分けの方法を長所や短所も交えて解説させて頂きます。

クリーム、ローションの方が使用しやすいと思っている方も多いですが、やっぱり色々問題もあるので、その点も含めて解説したいと思います。
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軟膏・クリーム・ローションの違いや使い分けはどうしたらいいの?長所や短所も含めて解説!

よく皮膚科に行ったりすると、軟膏やクリームやローション剤などで塗り薬が出ることがあると思います。

しかし、これらにはやっぱり違いがあり、その特徴を知ることで使用部位を分けたりすることが出来ますので今回は色々書いてみたいと思います。


まず、軟膏なのですが、特徴としては油脂性基材(つまり油)がベースとなっています。その点を踏まえて長所や短所を書いてみます。

長所としては・・・

①皮膚の保護作用

②新しい組織を作るのを促す作用(肉芽形成作用)

③皮膚を柔らかくする作用(柔軟作用)

④安全性や安定性が高いこと(薬としては大事なことです。)

⑤密着性が高い


短所としては・・・

①べとつきがある(油ベースなのでどうしても起こりえます。)

②洗い落としにくい(長所でもあるのですが密着性が高くなるので落ちにくいです。)

③分泌物の除去作用がない

これらのことが一般的に挙げられます。



次にクリームの特徴としては水中油型(O/W型)と呼ばれる形が処方では多いのです。

特徴としては水分の基材なので、ベタつきなどは軟膏にくらべて少なくなります。


長所としては・・・

①浸透性が高い事(皮膚に入っていきやすくなります。)

②目立たないこと(油分が少ないのでテカリが減ります。)

③塗布感が良いことと延びもいい事(ベタつきがなくスーッと塗れます。)

④水洗性(水で洗うと簡単に流れます。)


短所としては・・・

①皮膚の乾燥作用がある。(分泌物を除去するので、水分を持っていってしまうので。)

②刺激性は軟膏より大きい(軟膏とは違い保存剤なども入っているため、刺激性は大きくなります。)

これらの事が一般的に言われています。



最後にローション剤の特徴としては、乳液状のローション剤と溶液性のローション剤があります。

乳液性は水と油なのですが、水が大きく、溶液性はアルコール類と水が主のローション剤になります。

ローション剤は振って使用することが多いですが、これは分離してしまうため、振ることで混ぜ合わせています。(ヒルドイドローションは別です。ヒルドイドローションは振ってはいけません。)


長所としては・・・

①目立たない事

②塗布感がよく延びもいい事

③頭皮など毛などで囲まれている所でも塗りやすい事


短所としては・・・

①過量投与になってしまいがちになる事(量の調節が難しい)

②皮膚乾燥作用があること

③刺激性が高いこと(傷などに使用すると染みます。)

これらの事が一般的に言われています。


これらが軟膏・クリーム・ローションなどの違いになります。


これらの事を踏まえて使い分けの事を次に解説したいと思います。

軟膏・クリーム・ローションの使い分けはどうしたらいい?

上記で軟膏やクリームやローションの長所や短所、特徴について書いてみました。

全てに長所と短所があるのですが、総合的に判断すると・・・


軟膏が一番使いやすいです。


理由として、皮膚の刺激性も関与するのですが、刺激性は・・・


軟膏<クリーム<ローションの順で大きくなります。


刺激性が高いということは、皮膚の薄い所に使用すると刺激が出てしまいます。

その為、皮膚の薄い小児やご高齢の方にはクリームやローションはあまり適しません(皮膚の乾燥作用もあるので)


しかし、夏場などは軟膏だと、べとつくのでクリームにしたりするのもいいですし、頭皮などは軟膏・クリームは塗りにくいのでローションが適しています。

ただ、一番安定して使えるのが軟膏と言うことになります。


その為、皮膚の厚い場所にはクリームを使ったり、薄い場所には軟膏を使用したりするといいでしょう。


最後に

今回は軟膏・クリーム・ローション剤の違いなどについて書いてみました。

使い分けについても色々書いてみましたが、もしわかりづらい所があれば教えてください。訂正させて頂きます。

参考にしてみて下さい。


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