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皆様こんにちは

薬剤師こうです。


今回は質問でも多いのですが、ステロイド軟膏の効果や塗り方、塗る期間などについて書いてみます。

結構勘違いされている方も多いので、こんかいを気に知っておいて頂けると嬉しいです。
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ステロイド軟膏ってどんな効果があってこんなに使うの?

ステロイド軟膏の効果(薬理作用といいます)なのですが、細かい事を書けばいっぱいあるのですが、書きすぎると理解が薄れてしまうので、知っておいてほしいことだけ書きます。


ステロイド軟膏の効果で知っておいて欲しいのは・・・

①抗炎症作用免疫抑制作用(抗原抗体反応抑制)

この2点を知っておいて下さい。


一つ一つ解説しますが、

①の抗炎症作用なのですが、読んで字のごとく炎症を抑える作用です。

簡単に書くと、身体は傷つくと赤くなったり、熱を持ったり、痛くなったりするのを炎症していると表現します。

そして、ステロイドを使用するとその炎症を抑える働き(抗炎症作用)があり、赤み、発熱、痛みなど抑えてくれる働きがあるのです。


②の免疫抑制作用(抗原抗体反応抑制)になるのですが、まず免疫というものを簡単に書きます。

身体ってとても賢く出来ていまして、外から異物が体内に入ってくるとその異物を排除する作用を生まれながらに持っています。

この過程で異物を排除するために免疫というものを作って異物を排除します。

これだけ書くと、その免疫を抑制するなら悪い反応でしょ!と思いがちですが、そうではありません。

確かに異物を排除する作用を抑制するので悪い反応の場合もあるのですが、良い反応をする事もあります。


例えば、花粉症などがいい例なのですが、本来花粉は体内に入れても殆ど害はありません。

しかし、体内に入ると異物と判断して外に排出しようとします。(この排出過程がくしゃみ、鼻水、涙などで出てきます。)

そこでステロイドを使用して免疫反応を抑えて花粉症の症状を抑えるのに役だったりします。


これらの2点がメインの効果になります。


しかし、ステロイド軟膏を使用して、②の免疫抑制反応についてはピンと来ないかもしれません。

なぜ敢えて書かせて頂いたかといいますと、この免疫抑制作用があることで、菌に感染しやすくなるというリスクがあるためです。

その為、ステロイド軟膏は安易には使わず、しっかり医師の指示を仰ぎ使う事が重要となってきます。

医師は強いステロイド軟膏ももちろん使用しますし、弱いステロイドも症状に応じて使用します。

普通に使用している分には、免疫抑制も問題なく使用できますが、漫然と使用しない様にして頂き、しっかり牽引してもらうようにしてください。

ステロイド軟膏の塗り方は?

ステロイド軟膏の塗り方なのですが、基本的には1日2回になります。(朝晩の2回)

量に関して言えば、そんなに分厚く塗ることはなく、うっすら塗る程度で十分です。


ステロイド軟膏を塗る期間は?

これは一番迷う所なのですが、殆どの方に聞かれるのが・・・



「治ったら止めていい?」という質問です。



私はいつもこう答えるのですが、自己判断での中止はやめて下さいと答えます。

副作用を怖がる方も多いので、塗る期間が不十分になっている方も多いです。

塗る期間が不十分だと、また悪化してしまうことも少なくないので、取り敢えず1週間程度は塗り続けたほうがいいです。


そして、1週間たったら必ず再受診してください。


これも治すための重要なポイントなのですが、効きをドクターが判断して、回数を調節したり、ステロイド軟膏の強さを調節したり色々やってみる事が多いです。


とりあえず1週間は塗り続けてみてください。

最後に

今回もステロイド軟膏について色々書いてみましたが、結構色々書きためてきました。

まだ副作用については書けていませんので近日中には書きたいと思います。

ステロイド外用剤は使い方をしっかりすれば治りはかなりいいので、しっかり牽引してもらうようにしてください。


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