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喘息の方はいっぱいいるのですが、ご存知のとおり発作が起こるとかなり苦しいです。

しかし、咳だけ出続ける喘息があります。

「咳喘息」と診断されることが多いのですが、咳喘息ってなに?と思われる方も多いと思いますので、今回は咳喘息についてまとめてみたいと思います。
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咳喘息とは?症状について解説します。

咳喘息とは、喘息の特徴でもある喘鳴(ゼイゼイという音)や呼吸困難がなく、慢性的な咳だけが続く気管支の病気です。

一般的な喘息と同じ、気道が狭くなって、気道の過敏性の亢進の症状はあります。


しかし、特有の症状がないので、診断が難しい場合がある。

診断基準としては以下の7項目の症状すべて満たすと咳喘息と診断される。


① 喘鳴を伴わない咳が8週間以上続く。聴診器でもゼイゼイという音が聞こえない。

② 喘鳴、呼吸困難などの喘息の既往がない

③ 8週間以内に上気道炎にかかっていない。

④ 気道過敏性の亢進(今までは何とも無かったのに、エアコンの風邪や線香の煙などでもむせてしまう。)

⑤ 気管支拡張薬が有効(β2刺激薬:メプチンなど)

⑥ 咳感受性は亢進していない。

⑦ 胸部X線で以上がない。


以上の7項目をすべて満たした場合に咳喘息と診断されます。


咳喘息は喘息の全段階とも言われていますので、しっかり適切な治療をしておかないと10%~30%が本格的な喘息へ移行するともいわれています。


その為、咳喘息の段階で早めに手をうっておく必要があります。

咳喘息の治療について

咳喘息の治療には気管支拡張剤が有効であると上記で書きました。

しかし、上記の気管支拡張剤だけでは症状が消失するまでにはいかない場合も多いので、吸入ステロイドを使用しつつ治療することになります。


まずは気道の炎症を抑えること。


これが重要になってきます。

咳喘息では重症の場合は経口ステロイド(プレドニンなど)を使用する場合もありますが、殆どは吸入ステロイド薬を低~中容量で使用します。


また咳喘息の特徴は、発作も喘鳴も起きないので、一旦治ってしまうと治ったと勘違いし薬の使用をやめてしまう場合もあります。

しかし、咳は落ち着いても、炎症がくすぶっている場合があり、その場合はまた再燃します。

その為、処方された分の吸入剤はしっかり使用してドクターの指示を仰ぐことが重要になります。

咳喘息の吸入薬について

先程も軽く書きましたが、吸入剤はステロイド剤とβ2刺激薬という吸入剤を使用して治療することとなります。

詳しく書きすぎてもあれなので、簡単に役割をいいますと・・・


吸入ステロイド剤は気管支の炎症を抑える役割

吸入β2刺激薬は気管支を拡げて気道の収縮を抑える役割をします。


吸入ステロイドは抗炎症作用で第一選択薬として使用されます。

吸入β2刺激薬は発作時に短時間型のβ2刺激薬を使用したりする場合もあります。


それと、このステロイドとβ2が最初から混ざった吸入薬も存在しており、最近ではこの両方入っている吸入剤が選択される場合も多くなっています。

吸入薬の種類としては・・・
吸入ステロイドのみ・・・キュバール、フルタイドなど β2刺激薬のみ・・・・・メプチンなど 吸入ステロイド&β2刺激薬の合剤・・・アドエア、レルベア、シムビコート、アズマネックス、フルティフォームなど があります。 使い分けに関して言えば、症状に合わせて使用分けされる場合が多いです。 ドクターによって使用感は違いますので、そこは従って吸入してください。

最後に

咳喘息は咳が続くので、非常に辛いです。

特に夜中に咳が出る場合、寝られないという方もいらっしゃるので、リン酸コデイン等の咳止めも使用される場合があります。

そして、慢性的な喘息の方なら欠かさず薬を使用するのですが、薬を使い慣れていない人だと途中で自己判断で中止し、ひどくなり再受診を繰り返す方もかなり見ます。

しっかり治すことが大事になりますので、ドクターの指示した薬はしっかり使用していきましょうね。


参考にしてみてください。
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