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アトピー性皮膚炎とニキビが併発するなんて想像がつかないと思いますが、併発することはあります。

しかし、どうやって治療するのかとか薬の事や薬を使用した時の副作用が怖いとか様々な疑問があると思います。

正直な所、皮膚科ドクターでも悩ましい問題なので、一概にどれが正解とは言えません。

肌は一人ひとり違うので合う方法を探していくしかありません。

しかし、この治療で症状がマシになったとかを聞くので、今回はアトピーとニキビの併発について書いてみたいと思います。
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アトピーとニキビが同時に併発した時、どういう治療をするの?

ニキビは思春期になり、代謝が活発になると出やすくなります。

しかし、アトピーを小さい時からお持ちで塗り薬を普段から使用している場合があると思います。

ドクターによって治療法は違うと思いますが、今回は薬の事も考えて書いてみます。


まず、アトピーはプロトピック軟膏やステロイド外用剤で抑えている方が多いと思います。

基本的な話になるのですが、アトピーの患者さんは皮膚が薄くなっている事が多いです。


その為、最近ニキビの治療薬で注目を浴びている

ディフェリンゲルやベピオゲルなどは使用し辛い所があります。


理由があるのですが、

アトピーの患者さんは先程も書きましたが、皮膚が薄くなっている場合が多いです。

その為、ディフェリンゲルやベピオゲルなどの副作用である皮膚の刺激感が出やすくなる場合が多いです。



その為、ニキビの治療には抗生物質の内服薬だけで治療するドクターもいれば、上記のような塗り薬を併用するドクターもいます。

同時に平行して治療していくこともありますので、そこはドクターの考えに従って下さい。


次はアトピーとニキビの同時に併発した時の薬について書いてみたいと思います。

アトピーとニキビが同時に併発した時、どのような薬を使用するの?

先程も書きましたが、アトピーの治療でプロトピック軟膏やステロイド外用剤を使用している方が多いです。


肌が赤みや湿疹はあってもジュクジュクしていない時はプロトピック軟膏を使用した方がいいです。

逆に炎症が強く、ジュクジュクした状態やかきこわしてしまった所などはステロイド外用剤で抑える方がいいです。



プロトピック軟膏のほうが副作用も少なく、使いやすい塗り薬になるので、ヒルドイドローションと使用時にのみ混合して塗るといいです。

そしてこの様な肌の状態の時はニキビの治療にドクター判断でディフェリンゲルやベピオゲルを併用することはあります。

刺激は出やすい状態ですが、アトピーが落ち着いている時に塗り薬で一緒に抑えようと言う考えかと思います。



逆に



炎症が強くジュクジュクした状態であったり、掻き壊してしまった時はステロイド外用剤を使用していくことが多いです。

そして、ジュクジュクしている所だと、ディフェリンゲルやベピオゲルは刺激が強いので使用しない場合が多いです。

その時は先程も書きました、抗生物質の内服でニキビ治療の様子をみる場合もあります。(抗生物質はミノマイシンかルリッドを使うことが多いです。)


もちろん、ディフェリンゲルやベピオゲルは皮膚の刺激があるので、併発した段階で抗生物質しか使用しない場合もあります。

これはドクターの考えで違いますので一概には言えません。



私の考える理想の薬の使用法なのですが、

もし肌の症状がひどい時は、ステロイド外用剤で肌の赤みやジュクジュクを抑えつつニキビ治療は抗生物質の内服で様子をみます。

そして、肌の状態が改善してジュクジュクが落ち着けばプロトピック軟膏に変更し、ヒルドイドローションとともに顔に塗り、そしてニキビ治療にはディフェリンゲルかベピオゲルを様子見つつ使用していくのが良いのかなと思います。

あくまで私見ですので、これが絶対にいいとは言えません。


先程も書きましたが、肌の状態、特に皮膚の薄さは人によって全然違うので、無理な場合もありますのでご了承下さい。


そして治療の所には書いていないですが、薬を使い治療効果が実感出来るまで最低3ヶ月は見て下さい。

中途半端にすると悪化することも考えられますので、ドクターにしっかり牽引してもらってくださいね。

アトピーやニキビを治療する上で気をつけて欲しい事

アトピーやニキビのような皮膚疾患で気をつけて欲しい事は、


「痒みが伴う事が多いのですが、掻かない事」


これは一番気をつけて欲しいです。

掻いてしまうと、皮膚を傷つけてしまいセラミドを低下させてしまいます。

セラミド(簡単に書くと保湿成分です。)を低下させるという事は、水分量が少なくなってしまいます。(イメージでは掻き壊してしまった所から水分が蒸発してしまうイメージです。)

という事は更に乾燥を招き、痒みが落ち着かなくなります。

こうなってしまうと悪循環なので、これを断ち切るサイクルを作らないといけません。



そこで痒みを抑える為にどうしたらいい?という事になるのですが、

ドクターによっては内服薬の痒み止め(抗ヒスタミン剤など:ザイザルなど)を使用したりします。

あとは、冷やす事で刺激が抑えられる場合もあります。


これは一番気をつけて欲しい事になりますので、出来る限り掻かないようにしてくださいね。


あと気をつけて欲しい事は、


「自己判断で勝手に休薬しない」という事です。


人間は異常を感じていないと薬を使用するという選択をする事は殆どありません。


その為、アトピーやニキビも例外ではなく、

肌の調子が良くなった⇒塗り薬使用しなくてもいいだろう・・・

と思う方が殆どです。


しかし、薬を勝手に止めると再燃する事がかなり多いです。

表面は沈静化しているように見えても、火種はまだ残っているイメージです。

その為、ドクターと相談の上で治療を止めるようにしてくださいね。

最後に

今回、アトピーとニキビの同時に併発する事について色々書いてみました。

読んでみて思われたかも知れませんが、正直10代や20代くらいの方だと自分一人だけで治療していくというのは大変です。


正直、アトピー治療のためのプロトピック軟膏は少々お値段がしますので、安く済ませるという訳にもいきません。

その為、家族の方と一緒に二人三脚で治療にあたられる事をオススメします。


正直に家族に相談したら、ないがしろにする両親は殆どいないと思います。

最近は男性の肌トラブルも多く、悩まれている男性も多いです。(女性もかなり多いです。)

特に顔はいつも出ているところになりますので、思っている以上にコンプレックスを抱えていらっしゃる方が多いです。

そのせいで内向的になってしまうケースも多々あります。


特に男性だと顔の肌荒れなんて別に・・・と思われがちです。

しかし、悩んでいる人は本当にどうにかしたくて悩んでいるので、その声を聞いてあげてください。

悩みに男性も女性も関係ありません。



肌の治療は気が遠くなるくらい時間がかかります。

効果の実感まで最低3ヶ月。

大分治療効果が出てきたなと思うまで1年~2年かかる場合もあります。


これだけ時間がかかること

費用もそれなりにかかること


これらの事を考慮しても、家族の方と一緒に取り組まれる事を本当にオススメします。

参考になれば幸いです。

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