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花粉症の時期になってきましたが、そもそも何故花粉症がおこるのか?

原因がスギであることが多いので、大体の人がスギ花粉です。

じゃあ何故スギが多くなったの?と思うと思いますので、今回はその疑問について書いてみます。

あと、風邪と花粉症の違いやスギでも他の花粉症でも何か花粉になっている?と思った時、どのように診断しているのかということについて書いてみたいと思います。
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花粉症になんでなるの?

花粉症になんでなるのかという根本的な理由なのですが・・・


抗原となるスギ花粉の飛散量の絶対量が多いからです。


それは当たり前でしょ!と思うかも知れませんが、実際にこれが一番の理由になるのです。

経緯を書いてみます。


戦中、戦後共にスギは割りやすく、角材とか板まで作りやすかったのです。

そして、戦後の第一次ベビーブームに乗り、沢山の家を建築するようになりました。

当然、木は足りなくなっていくので、加工しやすいスギを沢山植えるようになりました。

また民間の山とかでもスギを植えると補助金が出ていましたので、こぞってスギを植えるようになりました。


しかし、そのような木材バブルが外国産の木材の輸入により価格も抑えられるようになり、採算があわなくなりそのまま放置し撤退する事業が相次ぎました。

そのような経緯があり、今のスギ花粉の状況になっています。

もの凄く簡単に書きましたが、これがスギが増えた理由です。


そして、現在これだけスギ花粉の事を言われていても、スギはどんどん植えられています。


現状なのですが、日本の国土(38.8万平方km)の約19%である(7.1万キロ平方km)がスギ・ヒノキの面積となっています。


そして、花粉生産能力の高いと言われる樹齢30年以上のスギの割合が70%以上とも言われています。


スギは全国的に2月~4月くらいまで花粉が飛散します。

現在スギ花粉症の患者の数は人口の25%~26%ほど(約3000万人)と言われています。


そして、その大量に飛散した花粉が体内に入り、体が花粉を異物と認識し、それを体外に出そうとする反応として、

くしゃみ鼻水鼻づまり涙がでるなどの症状が出るということです。


その為、花粉の絶対量が減れば花粉症は減ると考えられるのですが、先程もかきましたが、現状でもどんどん植えられています。

花粉の少ない品種もどんどん植えられてきていますが、効果が実感できるまでに数十年かかるでしょう。


以上がなんで花粉症になるのかという理由になります。

風邪と花粉症の違いや花粉症の診断方法について

花粉症の診断について、一般的にどのような検査が行われているのかという事について書いてみたいと思います。

まず、1番重要なのは・・・


問診


になります。

スギ花粉だと、2月から4月くらいまで花粉の飛散が多く、風邪とも勘違いしがちです。

そこで、花粉症と風邪との違いにもなるのですが、書いてみたいと思います。



花粉症で多い症状は

・鼻水は黄色くない

・目が痒くなる

・高熱は出ない  などが挙げられます。



逆に風邪では、

・発熱

・頭痛

・鼻水が黄色

・咳 

・悪心

・嘔吐

・胃腸障害 などが挙げられます


特に注意して欲しいのが「目の症状」です。

風邪では目は痒くならないので、見分けるポイントになります。

詳しく見ると好酸球があるかないかの違いなども見るのですが、それは下記の検査の所にかいてあります。


ココからは病院で検査するような項目になっていきます。


・鼻鏡検査

耳鼻咽喉科でよく行われるのですが、鼻の粘膜をみて花粉症かどうか判断します。


・特異的抗体検査(IgE抗体検査)

血液検査です。

血清特異的IgE抗体検査は、採血をしてアレルギーと関係するIgEという抗体がどんな種類のアレルゲンと結びつくかを調べます。

スギ花粉がアレルゲンであればスギ花粉に対し「陽性」というように結果が出ます。

しかし、陽性だからといって必ずそれがアレルゲンとは限らない場合があり、問診で得られた情報などと組み合わせて診断します。

よって問診が大事になってくる理由にもなります。



・誘発テスト

鼻の中に抗原をくっつけ、鼻の反応を見るテストです。

鼻に入れた抗原が患者さんのアレルギーの原因になる抗原であれば、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなど、アレルギー性鼻炎の症状が出ます。

反応が陽性であれば、発症抗原と診断されます。

しかし、反応が陰性であれば、その症状の原因になっているという可能性が薄くなります。



・鼻汁中好酸球検査

鼻汁中の好酸球は、花粉症に特徴的な細胞です。

風邪の場合も「くしゃみ・鼻水・鼻づまり」の症状が出るので非常にスギ花粉症と似ている面もあります。

しかし、風邪の場合、鼻水、鼻汁中に好酸球は存在しません。

これが風邪との違いになります。

そして、スギ花粉症の場合は鼻汁中に好酸球がたくさん存在しているので、顕微鏡で調べることによって、風邪の初期症状なのか、スギ花粉症なのかが簡単に判別できます。

その上、鼻汁中好酸球検査は簡単でその場で行うことができるので、即日で判断し治療に入れる事もメリットになります。


ここまで詳しくは知らなくていいと思いますが、一応こういう目的があり、このような検査をして花粉症を判断しています。

最後に

今回、かなり花粉症の診断や花粉症になぜなるのかについて詳しく書いてみました。

詳しく書いた理由なのですが、耳鼻科とかで検査することもあると思うのですが、花粉症時期は耳鼻科も忙しく、中々ここまで詳しく説明してくれず検査される所も多いと思います。

ここまで知っていなくても良いのかもしれませんが、自分の受けた検査の事ぐらいは知っておいてもらおうかと思い書いてみました。


特に子供でも鼻汁中好酸球検査や血清特異的IgE抗体検査はすることはあると思います。

特に血清特異的IgE抗体検査はアレルギー全般の検査も可能なので、アレルギーお持ちの子供の場合、受けておいたほうが良いと思います。


今回は専門的な説明が多く分かり辛い所もあると思います。

もうちょっとうまく説明出来たらと思うのですが・・・

今度は薬剤師らしく花粉症の薬について色々書いてみたいと思いますので、またお時間がある時にでも読んで頂けると嬉しいです。
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