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中耳炎は子供でかなり多い病気の一種です。結構経験されるお子さんも多いはず。

しかし、大人になったからといって中耳炎にならない訳ではないです。

大人も子供も中耳炎の基本的な考えは同じです。

そこで今回は中耳炎について色々書いてみたいと思います。
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中耳炎とは?中耳炎の原因と共に解説します

中耳炎とは、そのままなのですが、中耳の炎症になります。

キャプチャ
http://health.merrymall.net/index.html(健康・医療館からお借りしています。)


そして、なぜ中耳炎が起きるのか?という原因になるのですが、

図の右下当たりに丸してある「耳管」という所から、中耳にまで入っていった菌によるものになります。

その菌が悪さをして、鼓膜辺り周辺の炎症を起こします。


何故、この様な菌が入ってくるのか?ということになるのですが、

これは、殆ど風邪が原因で入ってきます。

そして、その菌が悪さを続けて中耳に膿がどんどん溜まってきます。

その膿が耳管もつまらせ、中耳から逃げ場をなくしてどんどん溜まった結果、鼓膜を圧迫します。


この鼓膜を圧迫して、鼓膜から膿が溢れてきます。

この膿があふれた時にかなり痛い痛みが生じます。(大人の方の表現だと、神経を針で刺されている感じの様に痛いとの事です。)


この痛みが生じている時に多いのが「急性中耳炎」と呼ばれています。


そして、急性中耳炎が終わり、中耳に膿が溜まっている状態を「滲出性中耳炎」と読んでいます。


「滲出性中耳炎」は「急性中耳炎」の後で、中耳の炎症や耳管の炎症、膿も抜け切らない事を指すことが多いです。


あとは「慢性中耳炎」と表現される中耳炎もあるのですが、これは急性中耳炎で鼓膜が破れ、そのまま鼓膜が破れた状態の事を慢性中耳炎といいます。

耳の聞こえにくさや耳垂れが特徴になります。

中耳炎はどうして子供がほとんどなるの?

中耳炎といえば子供の病気!と思う方が殆どだと思います(実際には大人もなります。)

どうして子供がなりやすいの?という事なのですが、

理由は2つあります。


1つめは子供の方が耳管が短い為です。

最初に耳管から中耳に菌が流れてというお話をさせて頂きました。

鼻と耳管が繋がっていて、短いためにすぐに詰まってしまう。

これが1つめの理由になります。


2つめの理由が耳管の角度の問題になります。

子供の頭は小さいので、耳管と鼻の管の傾斜が殆どありません。(あるのですがそこまできつくないのです。)

大人の頭は上下にも大きくなるので、耳管の角度も急になり、鼻が流れにくくなります。


この2つの理由から子供は中耳炎になりやすいといえます。

大体小学校高学年くらいになると、中耳炎も大分減るかなと思います。

中耳炎の症状は?

上記の原因のところにも殆ど書いたのですが、ここでまとめてみます。


急性中耳炎・・・発熱や耳の痛み、耳の詰まった感じなど(耳の違和感)


滲出性中耳炎・・難聴、耳の詰まった感じや耳鳴りが出る場合もあります。耳に水が入っている様な感じです。


慢性中耳炎・・・難聴、耳垂れなど


以上が中耳炎の主な症状になります。

総合して考えると、耳の詰まった感じや聞こえにくさ、水が溜まっている様な感じが出ます。

急性中耳炎になると激痛を伴うことが多いのですが、滲出性中耳炎だと主に詰まった感じだけで、膿が少なくなれば気にならない場合も多いです。

中耳炎の治療はどうするの?

ここはドクターによって考えは様々ですので、一概には言えません。


抗生物質を使うドクター使わないドクターで分かれますが、

急性中耳炎時の耳の炎症がひどい時や高熱が出ている時は抗生物質を使う事が多いイメージがあります。

私が処方せんを受けた事のあるドクターは最初に強めのを入れて、そのまま炎症を治まるのを待って、その後抗生物質を無くすか継続するか判断していました。

一気に炎症を治してしまおうという考えだなと思いました。

この時には、オゼックス(トスフロキサシン)細粒、オラペネム(テビペネム)細粒、メイアクト(セフジトレンピボキシル)細粒を通常量の1、5倍~2倍投与のどれかで出すことが多かったです。(他の抗生物質を使う場合ももちろんあります。)

治りの問題で、上記の薬で炎症が取れるまで投与する感じでした。


治まったら、上記でも書かせて頂いた通り、滲出性中耳炎になっている事がほとんどなので、それに対してはムコダイン(カルボシステイン)を長期投与していました。

ムコダインの長期投与の質問はかなり多いです。以前に記事を書いたことがあるのでお時間があるようでしたら参考にしてみて下さい。

ムコダインの長期服用と副作用について子供の実体験と共に解説


ムコダインに関しても、ドクターによって考えは違うと思います。

ムコダイン入れても効果が薄いというドクターもいれば、中耳炎は鼻の奥と中耳の通りを良くしておくことが大事なので、鼻を溜めない為にもムコダインを長期で飲んで頂くというドクターもいると思います。

これはドクターの考えなので、一概にどっちが良いとは言いづらいです。


ただ、中耳炎は一回かかってしまうと治るまでに長時間かかります。

2、3ヶ月かかるのは殆どで、3ヶ月や半年かかる人も珍しくありません。

そして、その2、3ヶ月の間、ずっとムコダインを処方するドクターもいます。

悪化して急性中耳炎になってしまったら、抗生物質も使用すると思います。


時間がかかるので家族の方の根気がかなり必要になります。

少しでも鼻を溜めないことが完治の近道なのですが、子供は鼻を出すのが苦手です。

鼻を吸うのも嫌がる子供も多いです。かと言って自分では上手く咬めません。

そうなる前に耳鼻科に通ってあげて下さい。


大体薬が1週間分とか出ても、ちょっと鼻が目立つと思えば、早めの受診もしてあげて下さい。

中耳炎の時、プールとかお風呂とか大丈夫?

この質問、中耳炎のお子さんをお持ちの方の質問がかなり多い質問になります。

いつもお伝えさせて頂いているのは、


中耳炎は耳からの水が入ることでなる訳ではありません。


その為、プールもお風呂も問題ないとお伝えさせて頂いています。


他の多い質問もちょっと書いておきます。


中耳炎の間に予防接種を打たないといけなくなったけど大丈夫?


これは発熱などなければ大丈夫です。

薬など飲んでいる場合はドクターにその飲んでいる薬の事を伝えて下さい。(中耳炎に関係のない薬でもお伝え下さい。)


花粉症の症状がきつい!他の薬を飲んでも大丈夫?


これはドクターの判断によります。

中耳炎の場合、鼻水を止めることをヨシとしない場合も多いです。

その為、局所作用の外用薬だけで様子を見つつ考える場合もあると思います。(もちろん薬をのむ場合もあると思います。)


これくらいが多い質問になります。

最後に

中耳炎は本当に時間のかかる疾患です。

本当に忙しい中、耳鼻科に来るのがきついのはわかります。


連れてこられるのは圧倒的にお母さんが多いです。

しかもお母さんもお仕事されていて、仕事終わりに連れてこられる方もかなりいます。

正直、病院通うのもしんどいと思うことはあると思います。

しかし、子供の為と思って頑張ってください!


気休めの事しか書けなくて申し訳ございません。

参考にして頂ければ幸いです。
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