スポンサードリンク

皆様こんにちは

薬剤師こうです。


今回はDPP-4阻害薬であるジャヌビア(シタグリプチン)について書いてみようと思います。

糖尿病の薬なのですが、腎機能に関する事も色々言われていますので、今回はジャヌビアと腎臓に焦点を当てて書いてみようと思います。
スポンサードリンク

ジャヌビアは腎障害があると使えない?腎クリアランスや透析についても解説

ジャヌビアは腎障害があると使えない?という事なのですが・・・


ジャヌビアの量を調節して使用することは出来ます。


ジャヌビア錠は12.5mg、25mg、50mg、100mgの4種類の規格があるので、これらを上手く組み合わせて使用する場合があります。
腎クリアランスについて
ジャヌビアはクレアチニンクリアランスや血清クレアチニン値が重度の場合だと調節して使用して様子を見る事が多いです。

重度だと・・・

クレアチニンクリアランスが30mL/min 未満

血清クレアチニン値が男性2.5mg/dL以上 女性2.0mg/dL以上


だと、ジャヌビアを12.5mgから開始し、最大25mgまで使用可能となっています。


クレアチニンクリアランスが30mL/min 以上の場合は重度とは言い難いので、一応通常量の50mgを使用することは可能です。

しかし、25mgで様子をみるドクターも多いです。
透析の方について
透析の方は考え方としては重度の腎障害の方と考える場合が多いです。

そのため、ジャヌビアは使用できるのですが、先ほどと同様に・・・


ジャヌビアを服用したとしても12.5mgから開始し最大25mgまで使用可能となっています。


このような感じで腎機能に不安のある方は使用される場合が多いです。


ただ、ジャヌビアは腎排泄がメインなので、腎臓の機能が低下するとどうしても体内に残る時間が長くなってしまいます。

その為、血中濃度も上がりやすくなり、副作用も出やすくなります。

特に低血糖も出やすくなってしまいますので、十分に気をつけて下さい。


それと、腎臓に問題のない方は通常量でいいのですが、極稀に急性腎不全を起こす可能性もあります。

万が一、吐き気、食欲不振、嘔吐、下痢など続く場合はすぐに病院にかかるようにしてください。


これらの腎機能を判断するために、やっぱりジャヌビアを服用し始めたらなら定期的に血液検査をして頂く方が自分の身を守るためにも安心です。

3ヶ月に1回程度は血液検査をするようにしましょう。


あと、この勘違いをされる方が多いのですが、ジャヌビア自体は腎臓の機能を悪化させる訳ではありません。(製薬メーカ-さんにそう聞いています。)

ただ、腎排泄がメインになるのでどうしても腎臓との関係が密な感じになってしまうため、どうしてもジャヌビアは腎臓には悪という考えにされがちですが、そういう訳ではないと思っておいて下さい。


以上がジャヌビアと腎機能の関係についてになります。

今回は数値なども出してみたので、健康診断行かれて、結果を貰われたら見てみて下さい。


以下の記事も参考にしてみて下さい。
皆様こんにちは薬剤師こうです。今回も引き続き、糖尿病薬の種類や特徴の続きを書いていきたいと思います。 今回は最近処方される量も増えてきました、DPP4阻害薬とSGLT...
DPP-4について詳しく書いてありますので、興味のある方は読んでみて下さい。

最後に

今回はジャヌビアと腎機能との関係性について書いてみました。

特に治療のことになるのでかなり慎重に書いていますが、メーカーにも確認して書いていますので、ジャヌビアと腎機能に関して言えば書けているかと思います。


ちょっと難しく、専門用語も出てきましたが、出来るだけわかりやすく書いたつもりですので参考にしてみて下さい。
スポンサードリンク