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皆様こんにちは

薬剤師こうです。


今回も糖尿病についてになるのですが、今回からは治療について詳しく書いていこうと思います。

治療にも検査結果が出てから順番があり、判断はドクターがしますがその過程を書いてみたいと思います。

糖尿病の治療薬に関して言えばかなりの種類があります。その為、1度では正直書ききれませんので何回かに分けて書かせて頂きます。
今回は経口血糖降下薬について簡単にですがまとめてみようと思いますので参考にしてみてください。
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糖尿病の治療の順番について

糖尿病の治療の順番を書く前に、以前に糖尿病の患者さんの割合について書かせていただきました。
皆様こんにちは薬剤師こうです。今回も糖尿病についてなのですが、今回は糖尿病の種類、違いや特徴、原因や割合、年齢や治療の事など書いてみようと思います。結構盛り...
この記事からもわかるように、世の中の糖尿病の患者さんの95%くらいは2型糖尿病になります。

その為、薬なども2型糖尿病に特化したものばかりになります。

その点を考えて、今回の治療の順番も2型糖尿病に特化したものになりますので予めご了承下さい。


基本的な2型糖尿病の治療としましては・・・

「食事療法」と「運動療法」と「薬物療法」になります。


治療の順番や進め方は現在の状態により異なりますが、2型糖尿病の場合・・・


食事療法と運動療法が治療の基本になります。


これらを行った上で効果が不十分な場合に薬物療法(経口血糖降下薬療法・インスリン療法)が検討されます。


その為、治療の順番としましては・・・

①診断開始→②食事療法・運動療法・生活習慣改善に向けて指導→③薬物療法→④インスリン療法


簡単に書くとこんな順番になります。

勿論、状態によっては①から一気に④に行く場合もありますし、①から②③を同時にする場合もあります。


この様な順番で進められる事が多いです。

ここで、どのような指標を基準にして治療を進められるかといいますとHbA1cの数値を元に治療が進められる場合が多いです。

HbA1cについては以下の記事を参考にしてみてください。
皆様こんにちは薬剤師こうです。今回も糖尿病の事になるのですが、糖尿病は国民病になってきていますので、知識は多いほうがいいとおもいます。今回は糖尿病の診断の事...
HbA1cにも目標の数値があり、その数値まで到達できるようにしていくことが治療の指標にもなっていきます。

HbA1cは多い人になると10%とか11%とかという数値になる人もいますので、気をつけて管理して頂かないといけません。


まず目標としてはHbA1cの数値を7.0%未満にすることを目標に血糖をコントロールするようにしていきます。

基本的にはHbA1cは6.5%以上で糖尿病なのですが、7.0%未満の数値をコントロール出来れば糖尿病で怖い3大合併症の発症や進行を抑えることが出来ると言われています。

合併症については以下の記事を参考にしてみてください。
皆様こんにちは薬剤師こうです。今回から何回かに分けてになると思いますが、糖尿病について色々書いてみようかと思います。糖尿病は色々な薬もありますが、症状も様々...
上記でも書きましたが、HbA1cの数値は6.5%以上で糖尿病と解釈されます。

その為、HbA1cの数値が7.0%未満でコントロール出来ていても、治療は継続されます。

次はHbA1cを6.0%未満にすることを目標にしていきます。


HbA1cを6.0%未満でコントロール出来ていれば、ひとまず様子を見ていくと思います。

ここまでが2型糖尿病の治療の順番になります。


1型糖尿病に関して言えば、原則的にインスリン療法が行われて、補助として食事や運動など行います。

しかし、インスリンの絶対量が少ないので、激しいことは難しいかなと思いますので、ドクターと相談しながら出来る範囲を探していく事になると思います。


以上が糖尿病の治療の順番になります。

次は薬物療法の種類や特徴について書いてみたいと思います。

糖尿病の薬物療法に対して薬の種類や特徴について

糖尿病の薬物療法に関して、上記では経口血糖降下薬とインスリンがあると書きました。

また個別で詳しく書いていこうと思っていますので、今回は簡単に種類と特徴について書いてみたいと思います。


経口血糖降下薬について
①スルホニル尿素系(SU)薬

膵臓を刺激してインスリンの分泌を促します。

インスリンに関しては以下の記事を参考にしてみて下さい。

皆様こんにちは薬剤師こうです。今回は糖尿病には重要なインスリンの働きや分泌の事やブドウ糖の体内の流れなど解説したいと思います。糖尿病の基礎になり、糖尿病を改...

薬剤名称としましては・・・()内は成分名になります。

ジメリン(アセトヘキサミド)、デアメリンS(グリクロピラミド)、アベマイド(クロルプロパミド)、オイグルコン、ダオニール(両方共グリベンクラミド)、グリミクロン(グリクラシド)、アマリール(グリメピリド)

②速攻型インスリン分泌促進薬

SU薬よりも短時間でインスリン分泌促進効果が出ます。

薬剤名称としましては・・・

スターシス、ファステック(両方共ナテグリニド)、グルファスト(ミチグリニド)、シュアポスト(レパグリニド)

③α-グルコシダーゼ阻害薬

小腸に膜を張ることでブドウ糖の吸収を遅らせ、食後の血糖値の上昇を抑えます。

薬剤名称としましては・・・

グルコバイ(アカルボース)、ベイスン(ボグリボース)、セイブル(ミグリトール)

④ビグアナイド薬

肝臓での糖の産生を抑えたり、肝臓や筋肉などでインスリンの抵抗性を改善します。

薬剤名称としましては・・・

グリコラン、メトグルコ(両方共メトホルミン)、ジベトス(ブホルミン)

⑤チアゾリジン薬

肝臓や筋肉などでインスリンの抵抗性を改善します。

薬剤名称としましては・・・

アクトス(ピオグリタゾン)

⑥DPP-4阻害薬

インスリンを分泌するのを促進するホルモンであるインクレチンの分解を阻害します。

薬剤名称としましては・・・

ジャヌビア、グラクティブ(両方共シタグリプチン)、エクア(ビルダグリプチン)、ネシーナ(アログリプチン)、トラゼンタ(リナグリプチン)、テネリア(テネリグリプチン)、スイニー(アナグリプチン)、オングリザ(サキサグリプチン)、ザファテック(トレラグリプチン)、マリゼブ(オマリグリプチン)

⑦SGLT2阻害薬

腎臓でのブドウ糖再吸収(血中に戻る作用)を阻害して、尿にブドウ糖を排泄するのを促進して血糖値を下げます。

薬剤名称としましては・・・

スーグラ(イプラグリフロジン)、フォシーガ(ダパグリフロジン)、ルセフィ(ルセオグリフロジン)、アプルウェイ、デベルザ(両方共トホグリフロジン)、カナグル(カナグリフロジン)、ジャディアンス(エンパグリフロジン)

※薬剤は他に2成分を混ぜた薬剤があります。

メタクト(ピオグリタゾン/メトホルミン)、ソニアス(ピオグリタゾン/グリメピリド)、グルベス(ミチグリニド/ボグリボース)、リオベル(ピオグリタゾン/アログリプチン)、エクメット(ビルダグリプチン/メトホルミン)、イニシンク(アログリプチン/メトホルミン)、カナリア(テネリグリプチン/カナグリフロジン)

経口血糖降下薬について簡単にですがまとめてみました。

しかし、ご覧になった通りかなりの種類があります。

どれがどうなのかという事は書くと長くなってしまうので、また個別に記事を書いていきます。(①②で1記事、③~⑤で1記事、⑥⑦で1記事になると思います。)

あと、インスリン薬についてもまた記事にしていきますので、参考にしてみてください。

最後に

今回は糖尿病の治療の順番や薬物療法(経口血糖降下薬のみ)について書いてみました。

1つずつ詳しく書くと長くなりそうなので、簡単に種類と特徴だけ書いてみています。

各経口血糖降下薬については少しずつになりますが記事にしていきたいと思います。


糖尿病はこのように薬が色々な種類があり、かなり進行は遅らす事が出来るようになってきています。

しかし、薬があると思い、怠けてしまうとどんどん悪化していってしまいます。


薬で糖尿病の進行を遅らす事は出来ても糖尿病を治す事は出来ません。


その為、常日頃からの生活習慣の改善の方が重要になってきますので心がけるようにしてください。

参考にしてみてください。
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