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※ 左がムコソルバン錠15mg、右がムコソルバンDS1、5%です。


ムコソルバン(アンブロキソール)はムコダイン(カルボシステイン)と同様、老若男女問わずよく処方される薬です。

主に痰に対しての作用で出ることが多いです。


そして、ムコダインと同様に長期服用されることも多い薬になります。

特に喘息(小児喘息も含む)の方だったり咳がよく出る方は、痰の絡みなどはない方がいいので、出ることも多いと思います。


しかし、長期服用に問わず副作用は心配だと思います。

特に小児に長期で出ることもあるので、心配な親御さんも多いと思いますので今回色々書いてみたいと思います。
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ムコソルバンを長期服用しても大丈夫なの?

ムコソルバン(アンブロキソール)は冒頭にも書きましたが、ムコダイン(カルボシステイン)と同様に長めに服用することも多いので、


よく「ずっとムコソルバンを服用しているけど大丈夫?」という質問を頂きます。


そこで、経験上ではあるのですが、書かせて頂きます。


私の薬局に小児喘息の子供が来られています。

よく吸入剤とムコソルバンが一緒に出ていて、毎月来られています。

本当に4歳過ぎくらいからずっと毎月欠かさず受診されています。(現在は8歳です。)


都合4年くらい続けて下さっています。

喘息の症状はそこまでひどいものではなくなってきています。

発作も最近は出ずに落ち着いているというお話で、全然元気とお話してくださいました。


そこで長期服用に対する副作用なのですが、

実際の経験上で副作用を経験したことがないので、副作用が少ないと思っています。

この方だけでなく、今までで換算すれば数千~数万例はお渡ししたことあるはずですが、一度も聞いたことが無いです。(あくまで私はですが)


とはいえ、たまたま私が経験したことが無いというだけで、実際に副作用が無いわけではないので、次はその副作用について触れてみたいと思います。

ムコソルバンの副作用は何がある?

ムコソルバンは上記でも書かせて頂いた通り副作用がかなり少ない薬になっています。


主な副作用としては

・胃部不快感(0.1%)

・吐き気(0.08%)【添付文書より抜粋】



他の副作用も抜粋してみます。

胃痛、腹部膨満感、腹痛、 下痢、嘔気、嘔吐、便秘、食思不振、消化不良(胃部 膨満感、胸やけ等)、血管浮腫、発疹、蕁麻疹、蕁麻疹様紅斑、そう痒、肝機能障害、めまい、口内しびれ感、上肢のしびれ感

このような副作用があるみたいです。


ムコソルバンだけに限らず、副作用で出る?と患者さんから聞かれるのは、眠気や下痢、便秘などの胃腸障害、あとは頭痛など聞かれます。

ムコソルバンでは眠気の副作用も、下痢、便秘の副作用も出ることがありますが、かなり確率的には低いと考えられます。(添付文書上では0.1%以下)

私は今まで眠気も下痢も便秘も聞いたことが無いです。


添付文書に書かれている副作用もどれも0.1%未満や頻度不明ですので、本当に気にすることのないレベルなのですが、もし症状が出るようなら中止して相談してください。

ムコソルバンの副作用で重大な副作用は?

ムコダインの時にも書きましたが、ムコソルバンでも重大な副作用が無いわけではないです。

それはムコダインの時と同様に、

皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群):スティーブンス・ジョンソン症候群の副作用が一応報告されています。


ただ、ムコダインの時にも書かせて頂きましたが、ムコソルバンでの報告は4例の報告があったみたいです。

発売されて30年くらい経ち、処方数も物凄く多い中での4例ですので本当に物凄く少ない数になります。

しかし、絶対でないという訳ではないので、ムコソルバンも薬という思いは捨てずに、観察をするようにしてください。


参考までにスティーブンス・ジョンソン症候群の初期症状について書いておきます。

・38度くらいの発熱発疹紅斑水泡目の充血口唇・口内のただれ など

この様な症状が見られるようでしたら、中止しただちに医療機関に相談してください。

最後に

今回はムコソルバン(アンブロキソール)について書かせて頂きました。

ムコソルバンは副作用の少ない薬ですが、副作用が無いわけではないです。

そのことだけは十分に理解して薬を服用するようにしてください。


そして、何かあれば相談するようにしてくださいね。
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