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皆様こんにちは

薬剤師こうです。


今の時期に書く記事ではない気がしますが、来年にも使えるということで今回、子供の夏かぜで多いプール熱と手足口病とヘルパンギーナの違いについて書いてみようと思います。

基本的な事ばかりになってしまいそうですが、興味のある方は読み進めてみて下さい。

最初に前提として書いておきますが、今回紹介させて頂くプール熱と手足口病とヘルパンギーナは共にウイルス感染になりますので、そこだけは知っておいて下さい。
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プール熱と手足口病とヘルパンギーナの原因となるウイルスは?

まず・・・

今回のプール熱や手足口病、ヘルパンギーナは小児が夏にかかりやすいので「夏風邪」と呼ばれる事が多いです。


プール熱はアデノウイルス

手足口病とヘルパンギーナはエンテロウイルス 


と呼ばれるウイルスのグループ群になります。

両方共、数十種類の型がある上に、毎年流行の型が違います。


小児がかかりやすい理由としては、原因ウイルスの抗体を持っていないため、小さいうちはかかりやすく、年齢を重ねるに連れて、抗体を持つのでかかりにくくなってきます。

単純に大人もかかる事がある理由は抗体をもっていないからです。(小さい内に大分抗体を持っているはずですが、今まで一回もかかったことのないウイルス型だとかかってしまいます。)


これが子供の風邪と言われていても大人がかかってしまう理由になります。

この事を前提として各症状(ウイルス)について解説していきたいと思います。

プール熱について

プール熱は上記でも書いた通りアデノウイルスによってかかります。


一番多いのはアデノウイルス3型が一番多いのですが、2型、4型、7型11型など流行する場合もあります。

主な症状としましては・・・


発熱

全身倦怠感

食欲不振

咽頭痛

結膜炎

頭痛 などが主な症状になります。


年齢別に見ると・・・

大体5歳以下が6割になるので、本当に小児に多い病気になります。


潜伏期間は5~7日間と言われています。


特に重症化しやすいプール熱はアデノウイルス7型で肺炎などを併発する可能性もあるので、上記の症状が見られれば早めに受診するようにしてください。


プール熱の型には上記にも書いたような型が流行し易いのですが、アデノウイルス自体には50種類以上の型があり、様々な型が年間を通じて流行します。

最近では秋だろうと冬だろうとプール熱は確認されています。

そして、アデノウイルスの他の型には嘔吐・下痢などの消化器症状や流行性結膜炎(はやり目)や出血性膀胱炎など伴う場合があります。


その為、冬に消化器症状がひどくなるのはロタウイルスやノロウイルスなどが有名ですが、アデノウイルスでもそのような症状が出る場合があります。



感染経路なのですが・・・

飛沫感染(くしゃみや咳などで感染すること)で感染しますので、プール以外でも感染しますし、接触感染も確認されていますので、同じタオルなど使っても感染する場合があります。


これはプール熱かも?と思って一番見分けやすいのは・・・

結膜炎があるかどうかです。

目の症状がなければ、アデノウイルスによる咽頭炎という診断だけされる場合もあります。


以上がプール熱について簡単にですがまとめてみました。

次に手足口病について書いてみようと思います。

手足口病について

手足口病なのですが、上記でも書いた通りエンテロウイルスによっておこります。

エンテロウイルスは・・・

ポリオウイルス、コクサッキーウイルスA群、B群、エコーウイルス、その他のエンテロウイルスで構成されているウイルスの総称です。

ここまでがウイルスについての解説になりますので、次からはまず手足口病について解説したいと思います。



手足口病とは・・・

手や足、口の中に発疹や水疱が出来る症状です。


好発年齢は2歳以下~4歳くらいまでが最も多く、それ以降は年齢を重ねるとともにかかりにくくなります。

かかりにくくなるだけで、大人の方もかからない訳ではありません。


流行時期としては主に夏ですが秋から冬でも流行ることがあります。


原因ウイルスはコクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71などが流行します。

潜伏期間は3~5日間と言われています。


発疹に関しては当然、手、足、口が主なのですが、ひじやひざ、臀部などでも出る場合がありますが、かゆみや痛みは殆どありません。(稀に物凄く痒くなる場合があります。)

症状に関して言えば、個人差がかなり大きく、手しか出ない人や足だけ出る人、熱が出たりする場合もあれば出ないこともあります。


大体1週間程度で発疹が消失する事が殆どです。


以上が手足口病に解説になります。

次はヘルパンギーナについて解説したいと思います。

ヘルパンギーナについて

ヘルパンギーナとは・・・

喉の奥の方に赤い発疹が出来、水疱になります。

水疱がすぐ破れて、荒れて痛みを伴います。


症状としては、喉の痛みとともに熱や頭痛を伴うことが多いです。

好発年齢は1歳くらいが一番多く、5歳以下が殆どです。

潜伏期間は2~4日間と言われています。


流行時期は夏以外は殆どかかりません。

原因ウイルスはコクサッキーウイルスA群が殆どでコクサッキーウイルスB群やエコーウイルスでも罹ることがあります。

以上がヘルパンギーナの解説になります。

最後に

今回、プール熱と手足口病とヘルパンギーナについてまとめてみました。

大分長くなってしまいましたが、症状や潜伏期間、年齢などについては書けたかと思います。


しかし、まだまだ書き足りない部分がありますので、そこは後日また書かせて頂きます。


併発の有無や治療について、登校・登園の事などまだまだ書くことはあります。

ここで書いても良かったのですが、あまりにも長くなってしまいましたので、一旦切らせて頂きます。

また書け次第、紹介させていただきますので参考にしてみてください。
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