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皆様こんにちは 薬剤師こうです。 今回はインクレミンシロップ(溶性ピロリン酸第二鉄)を大人が服用することについて色々書いてみようと思います。 フェロミアとの違いも書いてみようと思いますので参考にしてみてください。
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インクレミンシロップを成人が服用する際に量はどれくらい?
インクレミンシロップは子供向けの剤形で甘みなどを付けているので飲みやすいと言われています。 そして、理由はあまり明らかになっていませんが、フェロミアよりインクレミンシロップの方が胃腸障害や吐き気などの副作用が出にくいと言われていまして、フェロミアで体質的に合わなかった方でもインクレミンシロップであれば問題なく服用出来ているという報告も受けています。 その為、インクレミンシロップを成人が服用するとした場合の量をここで書いてみたいと思います。 インクレミンシロップを成人が服用する場合は・・・ 1日15ml~20mlを1日3回に分けて服用するといいと言われています。 もしフェロミアで副作用がひどい場合はインクレミンシロップで試してみるのもいいと思います。 参考にしてみてください。 次はインクレミンシロップとフェロミアとの違いについて書いてみようと思います。
インクレミンシロップとフェロミアとの違いは?
インクレミンシロップとフェロミアの違いといえば・・・ インクレミンシロップ(溶性ピロリン酸第二鉄)は3価鉄 フェロミア(クエン酸第一鉄ナトリウム)は2価鉄 になります。 一般的には2価鉄の方が3価鉄より吸収がいいと言われています。 その為、フェロミアの方が効果が高いと言えるかもしれませんが、3価鉄でもビタミンCなどと一緒に摂取すれば吸収率も上がりますのでそこまで大差はないという事が言われています。 上記でも書かせて頂いた通り、胃腸障害、吐き気などの副作用はインクレミンシロップの方が少ないと言われていますので、それらを加味するとインクレミンシロップでも十分使用に値すると思います。 あと、飲料などの問題なのですが、お茶やコーヒーなどのタンニン酸などは相性が悪いとも言われていますが、同時服用ではない限りそこまで吸収率は変わらないと言われています。 フェロミアはあまり影響は受けないと言われていて、インクレミンはフェロミアよりは影響を受けるといわれていますが間隔が狭くない限りそこまで気にすることはないと思います。 参考までに以前にフェロミアの飲料の影響について書いた記事がありますので参考にしてみてください。 フェロミアをお茶やコーヒー、アルコールなどと飲んで大丈夫?
最後に
今回はインクレミンシロップを大人が飲む場合とフェロミアの違いについて書いてみました。
フェロミアとの違いは吸収率くらいなので、ビタミンCなどと併用すれば改善も可能だと思います。
その為、フェロミアで副作用がきつく断念されていた方でもインクレミンシロップであれば服用できる場合もありますので、一度試して頂くのも良いかと思います。
参考にしてみて下さい。
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