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皆様こんにちは 薬剤師こうです。 市販でも医療用でもケラチナミンクリームなど販売されていると思うのですが、一般的には肌の角質を柔らかくするという目的で使用される事が多いと思います。 しかし、爪に塗るという事もあると言うこともご存知でしょうか? 爪に塗ることでどういう効果が得られるかなど書いてみたいと思います。
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ケラチナミンを爪に使用する理由は?
ケラチナミンを爪に使用する理由は2つあります。 ①保湿すること ②水分保持量の増加 この2つを上手く使用するために処方される場合があります。 爪は割れやすい人は割れやすいのですが、割れるとかなり痛いので、できれば割りたくないと思われると思います。 タイトルにも書きましたが、通常、皮膚の角質を柔らかく滑らかにする作用を期待して塗られる方が多いです。 それを爪に塗ることで爪を硬くして割れにくくする!という訳ではありません。 実は爪は硬いからと言って割れない訳ではありません。 爪を割らない為の秘策としては・・・ 乾燥を避けることと水分量を減らさないこと(同じ様な事なのですが・・・) これに尽きます。 イメージしてもらえばわかると思うのですが、乾燥して水分量が減ると柔軟性が無くなるんです。 その為、圧力を外へ逃がす作用が弱くなるので、結果的に爪は割れやすくなります。 その為に、ケラチナミンを爪に塗ることで爪を強くする訳ではないのですが、結果的に柔軟性が出て、割れにくくなるということになります。 因みに適応外なので、ドクターからこのように使用するように指示があると思います。 使用方法としては、ケラチナミンを爪にほんの少し付け刷り込むように使用します。 ケラチナミンは白い軟膏やクリームだと思いますが、その白い軟膏が見えなくなるくらい刷り込みます。 ヒルドイドソフト軟膏などでも保湿剤ですので、同じような効果は得られる気がしますが、水分保持の関係でケラチナミンを使用される場合が多いと思います。 参考にしてみて下さい。
最後に
今回はケラチナミンを爪に使用する理由について書いてみました。
これから乾燥しやすくなると爪も割れやすくなりますので、しっかり爪のケアもしていただくと良いと思います。
特に食器あらったりする際に洗剤など使用すると思いますが、手の脂なども洗剤に持って行かれてしまうので、どうしても乾燥しがちになります。
爪だけでなく手や足などの保湿にも優れていますので、合わせて使用して頂いても構いません。
ただ1点注意が必要です。
皮膚が裂けているところに使用するのは避けて頂いたほうが無難です。
ケラチナミンは尿素が入っていますので、結構しみると思いますので・・・
参考にしてみてください。
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