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皆様こんにちは

薬剤師こうです。


今回は帯状疱疹治療薬で新薬のアメナリーフについて色々書いてみたいと思います。

今まではバルトレックスやファムビルを使用されていたのですが、アメナリーフが登場したことにより、色々変わってくる可能性はありますので、今回書いてみたいと思います。
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アメナリーフの特徴は?

アメナリーフの最大の特徴は・・・

服用回数が1日1回になったこと!

腎排泄ではなくなったこと!


これらが最大の特徴だと思います。

今までだと1日3回服用だったので、服薬忘れなども目立っていましたが、1日1回にすることで服薬忘れを減らせるのが最大のメリットだと思います。

腎排泄でなくなったことで腎機能をあまり考えなくても良くなったので高齢の方などにも使用しやすくなった事もメリットだと思います。

詳しくは既存のバルトレックスとの違いについてで書いてみたいと思います。

アメナリーフとバルトレックスとの違いは?

アメナリーフとバルトレックスの違いは大きく分けて4つあります。


①作用機序用法用量相互作用排泄経路


この4つが大きな違いになります。

いまからそれぞれ書いてみようと思いますが、上記の特徴の所と重複してしまいますがお許し下さい。


まず・・・

①作用機序

今までのバルトレックスだと、DNAポリメラーゼの働きを阻害していたのですが、アメナリーフは・・・


ヘリカーゼ・プライマーぜ複合体を阻害します。


と書かれても何書いているのかわからないと思いますので、簡単に説明します。

ヘリカーゼ・プライマーぜ複合体とは・・・

DNAを複製するのに必要な酵素です。これを阻害することで帯状疱疹の原因であるウイルスの複製を抑える作用があります。

このようにして帯状疱疹を抑える効果があります。


②用法用量

先程も書きましたが、バルトレックスだと1日3回服用でした。

しかし、アメナリーフだと1日1回になるので、かなり服薬しやすくなります。


③相互作用

相互作用に関しては、バルトレックスはかなり少ないです。

プロベネシド、シメチジン、ミコフェノール酸モフェチル、テオフィリンくらいです。


しかし、アメナリーフは・・・

CYP3AやCYP2B6系統の薬剤と相互作用が認められています。

そして、食品で言えばグレープフルーツジュースが影響を与える可能性があると言われていますので、服用中は避けて頂いたほうが無難かと思います。


一応、禁忌を書いておくと禁忌は、

リファンピシン服用中の方のみとなっています。


他のCYP3AやCYP2B6は併用注意ですので、場合によっては併用される可能性はあるかと思います。


④排泄経路

バルトレックスは尿中に排泄される薬ですので、腎臓の機能を考慮しないといけません。


しかし、アメナリーフは糞便排泄なので腎機能をそこまで考慮する必要はありません。


私は今回、この腎機能を考慮しなくていいという事が一番いいと考えています。

帯状疱疹は高齢の方が出ることも多いので、腎機能を考慮しないといけない場合が結構あったのですが、アメナリーフだとそういった患者さんにも使いやすいので、今回ここが一番ポイントかと思っています。


以上がバルトレックスとアメナリーフの違いを簡単にですが書いてみました。

参考にしてみてください。

最後に

今回、新薬のアメナリーフについて色々書いてみました。

まだ発売されたばかりの薬なので市販後調査などの情報も少ないため、簡単に書いていますが、もっと情報があつまればまた色々書けるかなと思っています。

とりあえずは1日1回で済むのと腎機能を考慮しなくてもいいというのが最大の特徴かと思います。

また情報があれば追記したいと思います。

参考にしてみて下さい。
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