スポンサードリンク

皆様こんにちは 薬剤師こうです。 最近、雑誌を読んだりヒトに聞いた話で背中ニキビやおしりのニキビが中々治らないというのを聞きました。 ここ数年で医療用のニキビ治療薬はかなり出てきましたが、殆どが顔のニキビを治療することが目的で処方される場合が多いと思います。 そこで、今回は背中やおしりなどのニキビの治療に向いている薬について書いてみたいと思います。 参考にしてみてください。
スポンサードリンク
背中ニキビやおしりニキビに使用できる医療用の治療薬は何?
今、現在結構使用されているニキビ治療薬は色々あります。 例を挙げますと・・・ ・ディフェリンゲル(アダパレン製剤) ・エピデュオ(アダパレン・過酸化ベンゾイル製剤) ・ベピオゲル(過酸化ベンゾイル製剤) ・デュアック配合ゲル(過酸化ベンゾイル・クリンダマイシン製剤)など・・・ 最近の主流だけ挙げてみましたが、だいたいニキビ治療となるとこれらのような治療薬を選択される事が多いと思います。 これらの薬を顔以外に使用出来るのか?という事が問題になってくると思いますが・・・ アダパレン製剤は顔面以外における有効性・安全性は確立していません。 となっていますので、アダパレン製剤は顔以外に使用しない方がいいと言う事が言えます。 その為、ディフェリンゲルやエピデュオは背中ニキビやおしりニキビに使用しない方がいいと言うことになります。 そして、過酸化ベンゾイル製剤なのですが、過酸化ベンゾイル製剤はそのような文言はありませんので、背中やおしりのニキビにも使用することは可能です。(もちろんドクターの診察はいりますが・・・) これらの事を考慮すると、 ベピオゲルまたはデュアック配合ゲルを背中ニキビやおしりニキビに使用して頂くという事が良いと言うことになります。 ただ、最近はリンコマイシン系よりニューキノロン系の方が良いと言われる事もあるので、ゼビアックスローションなど使用されるドクターもいます。 これらのことから・・・ ベピオゲルとゼビアックスローションなど使用して頂くというのが私の中ではかなり効きやすいかなと思います。 勿論、肌に合う合わないなどの色々な事が生じる場合がありますので、絶対これがいいとは言えませんが、私の中では効きやすい薬かなと思います。
最後に
今回、背中ニキビやおしりニキビの治療薬について書いてみました。 今回書いたことは、これが絶対に正解とは言えません。 特に肌に関しては、強い弱いもあり、肌の弱い方には過酸化ベンゾイルは刺激性が高いかもしれません。 ただ、一考して頂く価値はあるかなと思い今回記事にしてみました。 ニキビは自己流の治療ではなく、ドクターと相談しつつ薬を決めて頂くのが一番良いと思います。(市販薬の使用も含めてです。) 最近は女性の皮膚科医さんも増えていますので、相談し易い環境も整ってきていると思います。 ニキビは時間がどうしてもかかります。 しかし、早めに治療を開始すればその分早めに治る事が多いので、なるべく早めに一度相談されることをオススメします。 参考にしてみて下さい。
スポンサードリンク