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皆様こんにちは 薬剤師こうです。 今回は偽アルドステロン症について書いてみようと思います。 偽アルドステロン症は市販薬でも言われたりすることもあるので、症状や原因、年齢、性別など色々書いてみようと思いますので、参考にしてみてください。
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偽アルドステロン症とは?どんな症状がでるの?
偽アルドステロン症とは・・・ 副腎から分泌されるアルドステロンが薬などの作用によって過剰に分泌されている訳でもないのに、過剰に分泌されているよな症状が出ることをいいます。 これにより、自覚症状として高血圧や低カリウム血症が多く見られます。 低カリウム血症により、脱力感やしびれ、麻痺、筋肉痛、痙攣、便秘、尿閉、多尿、腸閉塞などが挙げられます。 高血圧では頭痛、動悸などがあります。 重度として、意識消失なども報告がありますので、かなり怖いことであるということが言えると思います。 特に多い症状は・・・ 脱力感と高血圧がかなり多いと言われていますので、薬を飲み始めて、もの凄い調子が悪い感じがするならすぐに相談されることをオススメします。 ただ、この偽アルドステロン症は個人差がかなり大きく、2週間位で症状が出始める方もいれば、年単位で始めて出る方もいらっしゃいますので、早期発見がし難い事も言われています。
偽アルドステロン症の原因は?
偽アルドステロン症の原因としては・・・ 甘草が含有される漢方やグリチルリチンや甘草エキスを含む市販薬、フッ素含有ステロイド外用剤(長期連用時)などが原因と言われています。 特にグリチルリチンや甘草エキスを含む市販薬はかなり多くあるので、どのような薬を服用したかと言う事を知っておくことが大事になります。 参考までに・・・ グリチルリチンや甘草エキスを含む市販薬の例としては、風邪薬、解熱鎮痛剤、胃薬、胃腸薬、咳止め、ビタミン剤など誰でも買えて服用できそうなものにも含有されています。 以前までは甘草の量として大量に摂取しなければ発症しないと考えられていたのですが、最近では少量でも偽アルドステロン症の報告があるので、薬を服用して何か違和感があれば相談して頂くのが良いと思います。
偽アルドステロン症の発症の多い年齢や性別は?
偽アルドステロン症は50歳~80歳の女性に多く、痩せ型の方に多いと言われています。
しかし、多いと言われているだけで他の方が出ない訳ではないです。
偽アルドステロン症の対応や対策について
偽アルドステロン症の対応や対策になるのですが、気をつけて頂きたいことが何点かあります。 ①しっかり自分の服用した薬を知っておく。(空箱でもいいので持って置いて頂けると有り難いです。) ②他の薬を病院で貰っていて、市販薬をもし服用する時は気をつけて頂く。 上記でも書かせて頂いたのですが、市販薬でも偽アルドステロン症は起こりえます。 そして、病院で貰っている薬と反応して起こる場合も往々にしてありますので、気をつけてください。 ③しびれ、脱力感、頭痛など出た場合は注意してください。 特に脱力感などはかなりの脱力感の場合もあるので、注意して下さい。 そして、この様な症状が現れた場合、速やかに医師や薬剤師に相談するようにしてください。 とりあえず、この3点は守って頂けるとありがたいです。
最後に
今回は偽アルドステロン症について色々書いてみました。 とりあえず知っておいて欲しい事はかけたかなと思います。 もっと深く突っ込んだ事はここでは触れませんが、要望が多ければまた記事にしてみようかなと思います。 特に脱力感が一つのポイントになりますので、かなりのダルさなど出る場合は相談するようにしてみてください。 参考にしてみてください。
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