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皆様こんにちは

薬剤師こうです。


今回は痛み止めというか神経系に働いて痛みを抑えやすくする薬剤であるリリカ(プレガバリン)とノイロトロピン(ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液含有製剤)の併用や作用、副作用や違いなど色々書いてみたいと思います。
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リリカとノイロトロピンの作用と併用について

まずはリリカとノイロトロピンの作用についてなのですが・・・

正直、詳しく書こうと思えば書けるのですが、あまり詳しく書きすぎると意味がわからなくなるのでポイントだけかい摘んでお話させて頂きます。


リリカの作用は・・・

カルシウムチャネルからカルシウムの流入を防ぐ事で興奮性の神経伝達物質を抑制することで痛みを抑えていきます。


それに対し


ノイロトロピンの作用は・・・

下行性疼痛抑制系神経を修復するというイメージになります。

イメージと書いたのは、作用は認められるのですが、こう書くのが一番しっくりくると思ったのでこの様に書いています。

下行性疼痛抑制系神経は痛みが続くと下行性疼痛抑制系神経が弱ってくるというイメージでその神経を修復してあげることで痛みを改善してあげるという考え方になります。


文字にすると難しいのですが、ノイロトロピンにはリリカのようなカルシウムチャネルからカルシウムの流入を防ぐ作用はないので、作用的には違うものとなります。


しかし、リリカには下行性疼痛抑制系神経の作用も認められています。


そうすればリリカだけ飲んでいればいいのでは?という疑問もあるのですが、実はノイロトロピンには約300成分ほど含有されていまして、その微量な成分が痛みとか血流とかを改善しやすくするという作用があります。


そこでリリカとノイロトロピンの併用になるのですが、成分も違えば、作用も違うので併用することは問題ありません。


ただ、リリカにもノイロトロピンにも言えることなのですが、Nsaidsの様に痛みに直接効いて即痛みを抑えるようなそんな薬剤ではありません。

リリカは1週間以上、ノイロトロピンは4週間くらい服用して実感が得られる場合も多いです。

その為、根気よく服用する必要はありますが、ノイロトロピンに関しては副作用も少なく、かなり使いやすく、より自然に痛みを改善しやすくするので根気よく服用するようにしてください。


次に副作用について書いてみたいと思います。

リリカとノイロトロピンの併用による副作用は?

リリカとノイロトロピンなのですが、先程も書きましたがノイロトロピンは副作用がかなり少ない薬剤になります。

リリカの副作用はめまい眠気、浮腫、体重増加など結構言われています。

添付文書の抜粋なのですが、めまいが23.4%、眠気が15.9%、浮腫が10.7%とかなり高確率で副作用が出ています。


それに対してノイロトロピンは・・・

全体で0.94%なのでかなり副作用が少ないです。

発疹が0.05%、痒みが0.03%、頭痛が0.02%、めまいが0.02%、眠気が0.06%、悪心・嘔吐が0.13%、下痢が0.10%、胃部不快感が0.23%と主なものを書いてみました。

1%を超えている副作用報告がないので、本当に副作用が少ない薬という事が言えると思います。


よって、併用することでの副作用はほぼないので、もし副作用が考えられるのであれば、リリカの副作用を考えてもらった方が良いのかなと思います。

むしろ、併用することでどっちかの薬を増量しないといけないという事が少なくなる可能性もあります。


副作用については以上になります。

最後に

今回はリリカとノイロトロピンの併用について色々書いてみました。

ノイロトロピンは副作用が少ないから使いやすいですが、効果が実感出来るのに4週間くらいかかる事もあります。

それに対し、リリカは3日~1週間程度で実感出来る場合も多いので、リリカの方が使用実感は湧きやすいと思います。


しかし、副作用の面とかでリリカを使いにくい場合はノイロトロピンという選択肢もあるのかなと思います。

患者さんとしては選択肢が広がり、より痛みを抑えやすくする方法が増えたというイメージで良いと思います。


特にNsaidsの様に痛みに直接という訳ではなく、根本的な改善という事になってきますので時間はかかります。

その為、効果が出るまでに辞めてしまう方も少なくありません。


しかし、今回一番知っておいて欲しい事は・・・

自己判断で休薬しないこと!(副作用がひどい場合は除きます。)


これが一番大事になりますので続けて服用するようにしてくださいね。

参考にしてみてください。
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