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皆様こんにちは 薬剤師こうです。 今回も前回に引き続き熱中症についてなのですが、今回は熱中症になってしまった時のポイントとして飲料の事や治療について色々書いてみたいと思います。
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熱中症の対策や予防として知っておいて欲しい飲料の事や対処法は?
まず熱中症になってしまった時に必要なのは・・・ 塩分と水分を両方含んだ飲料 になります。 理想を言えば、OS-1のような経口補水液が理想なのですが、なければ冷えた水やお茶と梅干しの様な水分と塩分を同時に取れるような組み合わせでも問題はありません。 参考までにOS-1の作り方を下記に貼っておきますので参考にしてみて下さい。 OS-1のメーカーから教えて頂いた経口補水液の作り方と注意点 そして、熱中症が起こっている大前提として知っておいて欲しい事は・・・ 熱中症は体温上昇と脱水を必ず伴っています。 これに伴い、安静にして頂くこと、冷却して頂くこと、水分補給は必須です。 従って、まずはジュースでも何でも良いので冷やした飲料を上げて頂き、塩分は汗を大量にかいた場合に必要で、糖分は水分や塩分の腸管からの吸収をスムーズにし且つ栄養にもなるので糖分も必要になります。 経口補水液が理想と言われる理由はここにありまして、塩分と糖分のバランスが良く、一番吸収されやすい状況で作成されているので一番オススメと言われています。 ただ、これも知っておいて欲しいのですが・・・ 塩分や水分は心不全や高血圧の患者さんのリスクに、糖分は糖尿病患者さんのリスクに成りかねない事を知っておくことも重要になります。 ただ、緊急時にはそのような事も言っていられない状況だと思いますので、もしそのような状況になったら先に糖分、塩分など入れて頂き、医療機関の指示を仰ぐようにしてください。 次は熱中症に治療について書いてみたいと思います。
熱中症の治療について
熱中症の治療については、結構専門的になってしまうので、興味のある方はこのまま読み進めて下さい。 医療機関でこのような事をされているのだな・・・という理解を得られると良いかなと思います。 治療は、冷やした細胞外液の大量輸液で脱水を改善し、速やかに熱を下げて平熱に持っていくことが予後が良いことがわかっています。 その為、最近では医療機器の発達により、身体の表面と血管自体を冷やすような機械が出てきており、このような機器を用いて治療にあたっています。 これらの治療は明確なエピデンスがある訳ではないのですが、予後が良好になるため、行われる治療になります。 専門的すぎてわかりづらいと思いますが、このような事をされる事が多いということを知っておいて下さい。
最後に
今回は熱中症の対策として予防や治療の事について色々書いてみました。
今回、特に重要な事はもし熱中症になってしまった時の対処として、安静、冷却、水分補給は必須で、塩分、糖分なども摂取して下さいという事がかなり大事になってきます。
あと、書けていないのですが、熱中症かな・・・??と自身で感じた場合、水分補給や安静はして頂きたいのですが、できれば医療機関への受診もして頂けると良いと思います。
後から体調不良になってしまったりする場合もあるので、できれば受診をお願い致します。
これから暑くなるにつれて、熱中症の方も多くなりますので、水分補給は早めにしっかり、直射日光は避けて頂き、室内ではクーラーなどで気温を調節するようにしてください。
参考にしてみてください。
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