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皆様こんにちは

薬剤師こうです。


今回は同じ成分であるタダラフィルで作られた薬剤で、前立腺肥大症の薬であるザルティア、ED治療薬であるシアリスとの作用機序や効果など色々書いてみたいと思いますので参考にしてみてください。
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ザルティアとシアリスの作用機序について

ザルティアとシアリスの成分であるタダラフィルなのですが、作用機序としては・・・

ホスホジエステラーゼ5(PDE5)阻害薬という薬効を示します。以下PDE5と記載させて頂きます。


このPDE5は筋肉を弛緩させる物質が体内に存在するのですが、その筋肉を弛緩させる物質を抑えるのがPDE5の役割になります。


という事は・・・

このPDE5の作用を抑えてあげれば、筋肉を弛緩させる物質を抑える事が無くなる→→筋肉を弛緩させる。


という事になります。

物凄く簡単に書くとこんな感じの作用を示します。


そして、ここからが本題なのですが、このPDE5というのは何処に多く分布されているのかといいますと・・・

海綿体膀胱-精管動脈尿道膀胱に多く分布されています。


そこに目をつけた薬剤がザルティアやシアリスになります。


筋肉を弛緩させることで圧迫を減らし血流量を改善して前立腺肥大症や勃起不全など改善したりという作用を示します。

次は効果について書いてみたいと思います。

ザルティアの効果について

ザルティアは現在2.5mg錠と5mg錠が存在しています。


ザルティアに関して言えば、添付文書にも記載があるのですが・・・

5mg錠を1日1回10日間投与した時、AUCとCmaxが初回投与時と比べて2倍に増大した。


という事は・・・

5mg錠を1日1回10日間連続で投与した場合、10mg錠を単回投与した時と同じくらいの効果が考えられると言えます。


これは聞いた話しになるのですが、ザルティアをしばらく服用を続けて頂いた方にIIEFという国際勃起機能スコアという自己セルフチェックがあるのですが、プラセボと比較しても明らかに効果の改善がみられます。

気になる方はIIEFと検索して頂ければ、セルフチェック出来ますので試してみてください。


ここからは私が経験した話になるのですが・・・

前立腺肥大症と勃起不全を併発していた患者さんがいまして、両方改善が見られた方がいます。

生々しい話で申し訳ないのですが、その方は早朝勃起まで経験されていました。


あとは、前立腺肥大症に関して言えば、明らかに尿の回数も減り、尿の出も良くなったのと、夜間頻尿も減ったケースも見てきています。

夜起きなくなったというだけでも凄い楽になったと言われました。


その反面、少し効きが悪いかなと思う方もいて、αブロッカー(ハルナールやユリーフ)などを併用している方もいます。


どのような薬でもそうだと思うのですが、やっぱり良く効く人、効きが悪いと感じる人はやっぱりいます。


しかし、試してみないことにはわからない事も多いので、もしお悩みになられている方は一度泌尿器科ドクターに相談してみることをオススメします。

最後に

今回はザルティアとシアリスの作用機序、効果などを経験上を含めて書かせていただきました。

実際に効果が顕著に現れた方もいれば、イマイチ・・・という方もいますが、総評としてはマシになっているとおっしゃって頂いている気がします。

引き続き色々な情報が得られれば、また書いてみたいと思います。


一つ書き忘れたのですが・・・

ザルティアは前立腺肥大症の薬であって勃起不全の治療薬ではありません。

その為、勃起不全で保険適応は出来ませんので予めご了承ください。

勃起不全の場合はシアリスを自費になってしまいますが頂くようにお願いします。
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