スポンサードリンク

皆様こんにちは

薬剤師こうです。


今回は男性ではかなりなる確率の高い前立腺肥大症の薬であるザルティア(タダラフィル)とハルナール(タムスロシン)の違いや併用について書いてみたいと思います。
スポンサードリンク

前立腺肥大症の薬であるザルティアとハルナールの違いは?

前立腺肥大症の薬であるザルティアとハルナールの違いについてなのですが・・・

まず、ハルナールについて書いてみたいと思います。


まず、前立腺肥大症というのは名前の通り、前立腺が肥大することにより起こります。

そして、前立腺が肥大することにより、α受容体という受容体の量も多くなると言われています。そして、前立腺が肥大することで尿道を圧迫するので尿の出が悪くなると感じます。


イメージとしては・・・

瓶に水を入れて逆さまにすると通常、瓶から水がこぼれると思いますが、瓶を圧迫すると出口が狭くなり、水がこぼれにくくなると思います。

前立腺肥大症のイメージはそんなイメージです。


そして、その圧迫を起こしているのがα受容体と言われていますので、その原因であるα受容体を取り除いてあげれば、尿道を圧迫するのが無くなり、その分、尿の出が良くなるという仕組みになります。

この作用を担うのがハルナールの作用になります。



次に、ザルティアについて書いてみますと・・・

ザルティアはそもそもα受容体に作用する訳ではなく、前立腺自体の筋肉を弛緩するような作用を持ち合わせています。

元々はEDの治療薬の成分であり、それを前立腺の治療に応用した薬になります。


EDの場合だと、血管の筋肉を弛緩させて、陰茎への血流量を改善してくれるのですが、前立腺肥大だと尿道の筋肉を弛緩させることで前立腺肥大症の治療薬になっています。


つまり・・・


膀胱や尿道への平滑筋を弛緩させること膀胱への血流量の改善


これらの作用を用いて前立腺肥大症の治療薬という事になります。


あと、尿が溜まっていないのに尿が溜まっているような感覚におちいる場合があり、そのような神経症状を抑制する作用もあると言われています。(求心性の神経活動を抑制)


ザルティアにはこのような作用があります。


この様な作用の違いがありますので、両方前立腺肥大症の薬ではあるのですが、作用機序が異なることはわかって頂けると思います。


次はザルティア(タダラフィル)とハルナール(タムスロシン)の併用について書いてみたいと思います。

ザルティアとハルナールの併用について

ザルティアとハルナールの併用についてなのですが・・・


上記でも書かせて頂いた通り、作用機序が異なります。

しかし、同じ様に前立腺肥大症の治療薬になるので併用注意となっています。


しかし、禁忌ではないのでドクターの判断で片方で効果が不十分の場合には併用される可能性は否定できません。

併用に至るまでには、色々検査などした上でドクターが判断して頂けるはずですので、その判断に従ってください。

最後に

今回、前立腺肥大症の薬であるザルティアとハルナールの違いについて書いてみました。

作用の仕方が違うので、どちらか症状に合う方を使用されると思います。


併用についても併用することはダメではありませんのでドクターの判断に従ってください。


前立腺肥大症は男性ではかなり高確率でなってしまいますが、今ではこの様に色々治療法が確立されています。

薬だけではなく、外科的治療でも色々出てきていますので、患者さんにあった治療を選択して頂けると思います。

特にレーザーを使用した治療などは出血もかなり少なく済み、患者さんの負担も少ない治療もどんどん出てきています。


もし前立腺肥大症になってしまっても解決策は色々ありますので、ドクターを信じて治療されてください。

参考にしてみてください。
スポンサードリンク