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皆様こんにちは

薬剤師こうです。


今回は母乳に関することについて色々書いてみようと思うのですが、良く母乳育児がいい!と聞くことが多いと思います。

それは何故なのか?栄養素などの問題も当然あるのですが、色々理由がありますので、少し解説してみたいと思います。

今回は、医療寄りの母乳育児に関する考えになるので、ちょっと今まで見てきたことと違うかも知れませんが参考にしてみてください。
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母乳育児のメリットやデメリットはどういうことがあるの?

赤ちゃんをもつお母様方はやっぱり理想は母乳育児とお考えのお母様が多いです。

確かに、メリットも多いので、出来れば母乳育児がいいのかな・・・と思います。

しかし、母乳の出が悪かったり、色々な要因があって難しいという方もいっぱいいますので、あまり重く受け止めずに今回の記事を読んでみて下さい。

必ずこうなるというわけではありませんので、参考程度にとどめておいて下さい。



子供へのメリットとしては・・・

①各種感染症防御効果

母乳中には免疫グロブリンAというのが多く含まれています。その為、感染症にかかる確率を減らすと言われています。


②身体や神経発達への影響

よく聞いたことのあるDHAなどの成分が母乳中に含まれていますので、知能や認知機能にいい影響があると言われています。


③免疫への影響

母乳中には抗アレルギー物質も多く含まれているので、子供のアレルギーの予防効果もあります。


④乳幼児突然死症候群を予防

理由は定かではありませんが、確率は低くなっていると報告があります。


⑤肥満や糖尿病の予防

将来的の肥満や糖尿病が母乳育児によって予防できると言われています。



母親へのメリットとしては・・・

①子宮の復活の促進

乳児が哺乳することの刺激でオキシトシンという物質が分泌され、子宮収縮を促進して出血を減らします。


②乳がん・卵巣がん・子宮体がんリスク低下

母乳育児によって、これらのガンのリスクが低下すると言われています。


③骨粗鬆症リスクの低下

分娩後の骨再器質化を改善して閉経後の骨粗鬆症リスクを低下させると言われています。


④産後のダイエット効果

母乳を吸ってもらうことにより、体重が早く戻りやすくなります。


子供と母親の両方のメリットは・・・

①子供と母親の愛情形成への効果

スキンシップが出来るので、愛着が湧きやすく、いい影響がでると言われています。


②子供と母親の生活リズムの形成

寝ること、起きていることなど人としての生活リズムを一緒に作れるので、①とも関与するのですが、生活しやすくなると言われています。



デメリットとしては・・・

上記に書いている事が得れない事がデメリットといえばデメリットなのですが、他には・・・

ホルモンバランスの崩れにより母親にうつ症状が出てしまったり、乳腺炎になってしまったりと・・・

このようなデメリットがあります。


これだけ書くとメリットばかりが先行してしまいますが、本当に母乳育児はメリットが大きいので出来ればして頂いたほうがいいのは事実になります。



しかし、これは母親が健康であることが前提での話になります。

ですが・・・

母乳育児がいいのはわかったけど、薬など定期的に服用している人はどうなの?という事になります。

そこで次の章では授乳中に薬を服用することについて書いてみようと思います。

授乳中の薬の服用について

よく薬を飲むと母乳中に移行して、子供に良くないというような話を聞くと思います。

確かに間違いではないのですが、実は今の日本では海外では当たり前に授乳中でも使用しているような薬でも授乳禁止と言われている薬剤が沢山あります。


しかし、薬といえど全部が全部母乳に移行するという訳ではありません。

薬によっても違いますが、多少専門的な話になるので、興味の無い方は飛ばして下さい。

母乳中への移行を考慮する上で考えられるのは・・・

①分子量

②蛋白結合率

③脂溶性

④イオン化

⑤半減期

これらが関与していると言われています。


そして、今の日本では臨床上問題は少なく、安全と呼ばれる数値でも動物実験で移行するデータがある場合授乳を避けるようにと言われています。

そこでもし、痛み止めなど服用したいと思った場合、服用出来る可能性はあるので一度ドクターや薬剤師に確認してみてください。

動物実験ではあまり良くなくても、実際に使用出来る可能性はある場合もありますので。

最後に

今回は母乳育児のメリット・デメリットや授乳中の薬の服用に関して書いてみました。

ちょっと専門的になってしまったので、難しいかも知れませんが、もし痛みなどがある場合、授乳中だからといって我慢せず相談してみてください。

服用出来ない時は服用出来ないと言って頂けますし、問題ないときも問題ないで言って頂けますので、悩んでいるのであれば一度相談してみてください。

参考にしてみてください。
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