スポンサードリンク

皆様こんにちは 薬剤師こうです 今回は女性特有の病気である月経困難症について色々書いてみようと思います。 今、かなり生理痛がつらい方、それは月経困難症かも知れませんので参考にしてみて下さい。 あと、男性がもしこの記事にたどり着いたら、女性はこの様な症状を毎月起こっていることを理解してあげて下さい。
スポンサードリンク
月経困難症とは?月経困難症が起こる理由や症状について
まず、月経困難症とは簡単に書きますと・・・ 日常生活に支障を来すほどのひどい生理痛の事を指します。 症状で書いてみますと・・・ ・下腹部痛 ・下痢 ・吐き気 ・腰痛 ・頭痛 ・憂うつ ・お腹が張る ・イライラ ・食欲不振 ・疲労感 など このような症状が毎月訪れます。 しかし、最近になって月経困難症と呼ばれる様になってきましたが、これは最近になって患者数が増えてきているためと言われています。 昔はここまで月経困難症と言われていませんでした。 なぜ、最近になって患者数が増加したのかといいますと・・・ ・初めての月経の年齢の低下 ・出産回数の低下 この2点が理由になっていると言われています。 昔は出産人数も多かったので、その分、月経回数も少なかったのですが、今は昔に比べて月経回数が3倍~4倍以上とも言われています。 そして、月経困難症にも種類があり、大きく2つに分けられます。 ①機能性月経困難症 多くの方はこのパターンなのですが、 身体はどこも悪くないけど、子宮や卵巣が未成熟であるとかストレスとか様々な要因で起こると言われています。 ②器質性月経困難症 こちらは最近増えてきているのですが、原因となる病気があるために起こる月経困難症になります。 原因としては子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症などが挙げられます。 余談ですが・・・ 器質性月経困難症も最近、低年齢化してきています。 実体験では高校生が子宮内膜症であったケースもありました。 そこまで酷くなかったので薬で治療と言うことに落ち着きましたが、こういう例もありますので、高校生くらいでも体調が明らかにすぐれない場合は婦人科に受診するようにしてください。 子宮内膜症については後日また書いてみようと思います。 次は診断ついて書いてみようと思います。

月経困難症の診断ついて
月経困難症の診断なのですが、 ・問診 ・内診 ・超音波検査 主にこの3つで行われます。(血液検査なども加わることがあります。) 問診は・・・ ・初めての月経年齢 ・痛みの程度 ・月経周期や月経日数 ・最終月経 ・妊娠経験の有無 ・これまでの病気歴 など聞かれると思います。 内診は・・・ 指や道具などで子宮や卵巣状態を確認します。 ※しかし、内診は殆どの女性は嫌がります(当然といえば当然ですが・・・)その為、してもらうなら女医さんがいいとか、内診は嫌ということを意思表示して頂いたほうが良いと思います。 超音波検査は・・・ 超音波で子宮や卵巣の状態を確認します。 次に治療や薬について書いてみようと思います。
月経困難症の治療や薬について
月経困難症の治療は主に薬で行います。 外科的手術をする場合もありますが、殆どの場合は薬だけで様子を見ることが多いです。 薬について・・・ 薬は大体ホルモン剤(ピル)を用いることが多いです。 ピルではなく、鎮痛剤や漢方薬で様子を見る場合もありますが、ピルを服用して身体を整える場合が多いです。 ただ、ピルを服用すると劇的に症状が改善する人もいれば、あまり効果が上がらない人など様々です。 その為、婦人科には定期的に受診して頂き、自分の状態を正確に伝えて頂くことが大事になります。 ピルは・・・ ルナベルやヤーズなどがありますが、この2種類は結構記事を書いていますので、よかったら読んでみて下さい。 ルナベルLDとULDの違いや副作用の事そして飲み合わせなど解説 ルナベルULDとヤーズの違いを比較!使い分けのポイントを解説します
最後に
今回は月経困難症について色々書いてみました。 私は男性なので、わかりたくてもわからない事も多いです。 しかし、こうして記事にする事で理解してきています。 その為、女性の方はパートナーがいる方であれば一度読んで貰って下さい。 少しでも理解して頂けると嬉しく思います。 参考にしてみて下さい。 お問い合わせはこちらから受付させて頂いております。 すべてに返信は保証できませんが、なるべく返信させて頂きます。(意外にお問い合わせ多いんです・・・) 尚、頂いた質問内容は記事として使用させて頂く場合がございます。予めご了承下さい。(もちろん匿名にさせて頂きます。)
スポンサードリンク